抜け毛が増えた気がするけれど病院に行くべきレベルなのかそれとも気にしすぎなのか判断に迷う女性は多いものです。医師の視点から言えば受診のタイミングはあなたが髪のことで不安を感じ生活に支障が出始めた時がベストですが客観的な目安もいくつか存在します。まず抜け毛の本数が1日100本を超えそれが数ヶ月続いている場合です。洗髪時の排水溝の詰まり方が以前と明らかに違う枕元の抜け毛が急増したといった変化は要注意です。次に分け目や頭頂部の地肌が目視ではっきりと透けて見えるようになった場合や髪の毛一本一本が細くなりハリやコシがなくなったと感じる場合も受診を検討すべきサインです。また円形脱毛症のような脱毛斑が見つかった場合は小さくても早めに受診することで拡大を防げる可能性があります。頭皮にかゆみやフケ赤みなどの炎症を伴う場合も皮膚疾患が原因の可能性があるため皮膚科を受診しましょう。ではどの病院に行けば良いのでしょうか。選択肢としては一般の皮膚科と薄毛治療専門のクリニックがあります。急な円形脱毛症や頭皮湿疹など保険適用の疾患が疑われる場合はまずは近くの皮膚科を受診するのが正解です。しかし加齢による薄毛やFAGAびまん性脱毛症などの場合は一般の皮膚科では詳しい検査や治療が難しく現状維持程度の薬しか処方されないこともあります。より専門的で積極的な発毛治療を望むのであれば女性の薄毛治療に特化した専門クリニックや美容皮膚科を選ぶことをお勧めします。専門クリニックではマイクロスコープによる詳細な頭皮診断や血液検査によるホルモン値や栄養状態のチェック遺伝子検査などを行い薄毛の原因を多角的に分析してくれます。病院選びのポイントは女性の患者が多いか女性医師が在籍しているかプライバシーへの配慮があるかといった点です。女性の薄毛は男性とは原因も治療法も異なるため男性メインのAGAクリニックでは女性特有の悩みに寄り添った対応が不十分な場合もあります。ホームページで女性の症例写真や治療実績を確認し口コミなども参考にすると良いでしょう。また治療には費用がかかるため料金体系が明瞭で無理な勧誘がないクリニックを選ぶことも大切です。多くの専門クリニックでは無料カウンセリングを実施しているのでまずは相談に行き医師との相性やクリニックの雰囲気を確認してから治療を始めるかどうかを決めるのが賢明です。自己判断で悩んでいる時間は進行を許す時間でもあります。専門家の診断を受けることで原因がはっきりすれば漠然とした不安は解消され具体的な解決策が見えてくるはずです。