男性ホルモンが多い人の特徴としてよく挙げられるのはその圧倒的な活力と若々しさですがこれは単なる性格の問題ではなく医学的にも健康長寿と密接に関連していることが明らかになっています。若い頃は有り余るほど分泌されていたテストステロンも年齢とともに徐々に減少していきます。この減少が急激に起こるとLOH症候群いわゆる男性更年期障害を引き起こし意欲の低下や鬱症状筋力の衰え内臓脂肪の増加といった様々な不調を招きます。逆に言えば高齢になっても男性ホルモンの値を高く保っている人は心身ともに健康で長生きする傾向が強いのです。まずテストステロンには血管の健康を守る働きがあります。血管を拡張させ血流を良くし動脈硬化のリスクを下げることで心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる病気を予防します。また内臓脂肪を燃焼させ筋肉量を維持する効果もあるためメタボリックシンドロームや糖尿病の予防にも寄与します。足腰の筋肉がしっかりしていれば転倒や骨折のリスクも減り寝たきりになることを防げます。メンタル面への影響も甚大です。テストステロンは幸福感ややる気を生み出すドーパミンの分泌に関与しているため高い値を維持している人は高齢になっても新しい趣味に挑戦したり社会活動に参加したりと活動的な毎日を送ることができます。認知機能の維持にも役立ちアルツハイマー型認知症のリスクを低減させる可能性も示唆されています。実際に元気な長寿者や生涯現役で活躍する経営者や芸術家の多くは同年代の平均よりも高いテストステロン値を持っていることが多いです。ではどうすれば男性ホルモンを高く保てるのでしょうか。最も効果的なのは適度な運動特に大きな筋肉を使うスクワットなどの筋力トレーニングです。筋肉に刺激を与えることでテストステロンの分泌が促されます。また競い合うことや達成感を感じることも重要です。スポーツの試合やゲームでの勝利仕事での成功体験は脳を刺激しホルモン分泌を高めます。食事では良質なタンパク質や亜鉛を含む牡蠣や肉類ニンニクやニラなどのスタミナ食材を積極的に摂ることが推奨されます。そして十分な睡眠とストレスケアも欠かせません。男性ホルモンが多い人=ギラギラしていて暑苦しいというイメージがあるかもしれませんがそれは生命力が強く健康であることの証です。人生100年時代を最後まで自分らしく元気に生き抜くためには男性ホルモンという最強の味方を維持し続けることが何よりの秘訣なのです。