最近髭のような硬い毛が顎に生えてきたり声が低くなったり生理不順が続いたりといったいわゆる男性化現象に悩む女性が増えています。本来女性の体内でも少量の男性ホルモンは分泌されており筋肉や骨の維持気力の充実に役立っていますが何らかの原因でこのバランスが崩れ男性ホルモンが過剰になると女性らしさを損なう様々な症状が現れます。その最大の原因は現代社会特有の過度なストレスと不規則な生活習慣にあります。仕事のプレッシャーや人間関係の悩みで慢性的なストレス状態が続くと脳は対抗するために戦闘モードになり副腎皮質からの男性ホルモン分泌を促します。また睡眠不足や昼夜逆転の生活は自律神経を乱しホルモン調整の司令塔である視床下部の機能を低下させます。さらに食生活の欧米化による高脂肪高カロリーな食事や急激なダイエットもホルモンバランスを崩す大きな要因です。病的な要因としては多嚢胞性卵巣症候群PCOSなどが隠れている場合もあるため症状が重い場合は婦人科での検査が必要ですが多くの場合は生活習慣の見直しで改善が可能です。女性らしさを取り戻すためにはまずリラックスすること自分をいたわることが何よりの特効薬です。アロマを焚いてゆっくり湯船に浸かったりヨガやストレッチで体をほぐしたりして副交感神経を優位にする時間を意識的に作りましょう。食事では大豆イソフラボンを積極的に摂ることが推奨されます。納豆や豆腐豆乳に含まれるイソフラボンは植物性エストロゲンとも呼ばれ女性ホルモンに似た働きをしてホルモンバランスを整えてくれます。またビタミンEはホルモン分泌の指令を整える働きがありアーモンドやアボカドカボチャなどに多く含まれています。身体を冷やさないことも大切です。冷えは卵巣機能を低下させるため腹巻や靴下で温め冷たい飲み物を控える温活を心がけてください。そして何よりときめきを感じることもホルモンの活性化に繋がります。恋愛だけでなく推し活や趣味に没頭し心が満たされる時間を過ごすことで脳内ホルモンが分泌され内側からの輝きが増します。男性化は体が無理をしているというサインです。頑張りすぎている自分を認め少しペースを落として心と体をケアしてあげることで本来の柔らかく美しい女性らしさは必ず戻ってきます。