思春期の頃から私は人一倍濃い体毛と夕方には顔がテカテカになる脂性肌に悩まされ続けてきました。友人がツルツルの肌で涼しい顔をしている横で私は常にあぶらとり紙を手放せず夏場でも長袖を着て剛毛を隠すような生活を送っていました。これが遺伝的な男性ホルモンの多さによるものだと知ったのは大学生になってからでしたがそれ以来私はなんとかしてこの過剰な男性ホルモンを減らそうとあらゆる方法を試してきました。最初に手を付けたのは豆乳ローションと豆乳の飲用です。大豆イソフラボンの抑毛効果を信じて毎日500ミリリットルの豆乳を飲み風呂上がりには手製の豆乳ローションを全身に塗りたくる日々を半年続けました。結果として劇的に毛がなくなることはありませんでしたが肌の質感が柔らかくなり髭の伸びるスピードがわずかに遅くなったのを実感しました。次に試みたのは筋トレの制限と有酸素運動への転換です。筋トレはテストステロン値を高めると聞いたためジムでのウェイトトレーニングを止め代わりにジョギングやヨガなどのリラックス効果の高い運動に切り替えました。これは精神的な安定にも繋がり以前のような攻撃的なイライラが減ったことで顔つきが優しくなったと周囲から言われるようになりました。さらに食生活では肉類を減らし野菜中心の生活へとシフトしました。特に動物性脂肪の摂取を控えることで皮脂の分泌量が明らかに減りニキビができる頻度が激減しました。またストレスも男性ホルモンを増やす要因となると知りアロマテラピーや瞑想を取り入れて自律神経を整えることにも注力しました。ラベンダーやイランイランの香りは副交感神経を優位にしホルモンバランスを正常化する手助けをしてくれたように思います。そして最終的に辿り着いたのが美容皮膚科での医療的なアプローチとの併用です。生活習慣で土台を作りつつ医療レーザー脱毛を行うことでコンプレックスだった剛毛はほぼ解消されました。医師からは生活習慣の改善が脱毛の効果を高め肌荒れを防いでいると褒められました。男性ホルモンを減らすということは単に数値を下げることではなく自分の体と向き合い生活全体を健康的で穏やかなものに変えていくプロセスなのだと私は学びました。今ではテカリも剛毛も過去のものとなり自信を持って肌を見せられるようになりました。もし同じ悩みを持つ人がいるなら諦めずに内側と外側からのケアを組み合わせて自分に合った調整術を見つけてほしいと思います。
剛毛と脂性肌に別れを告げるために私が試したホルモン調整術